採用活動から就職内定、入社までの流れをご説明します。その中で注意点を記載しました。
外国人ならではの手続きとしては、以下があります。
@外国人雇用状況届(雇用保険の資格取得届と一体となっている)
A厚生年金保険のローマ字氏名届
B脱退一時金の請求
C社会保障協定(協定により、免除や通算制度があるため、確認が必要)
※韓国、中国、フィリピン、インド、アメリカ、イギリスなど
雇用する外国人労働者の本国における労働ルールを理解しておくと、日本の制度を説明する際に役に立ちます。
労働条件の通知については、職務内容を丁寧に説明し、詳細な職務記述書(ジョブ・ディスクリプション)を提示するなど、双方の認識に食い違いがないように確認することが大切です。日本での職務範囲の考え方は使用者に大きな裁量が認められていますが、国によっては記述されたことのみが労働内容であると理解されることもあることを認識したうえで説明してください。
社内でのコミュニケーションが重要になります。上司、先輩社員などからの日々の声掛けや、相談体制を整えることがとても大切です。
厚生労働省のホームページに以下のツールがありますので、ご活用ください。
【外国人労働者の人事・労務に役立つ3つの支援ツール】
@ 外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集
〜日本人社員、外国人社員ともに働きやすい職場をつくるために〜
A 雇用管理に役立つ多言語用語集
B モデル就業規則やさしい日本語版
外国人労働者の人事・労務に役立つ3つの支援ツール